夜のカフェで。
愚痴を話しながら本音が出た。

苛立ちとか寂しさを感じて
それを理解する力が意外と彼女は強くて。
正確に気持ちを判断する。

出てくる言葉の中に本当の私がいて。
話を聞く彼女に映る自分が見えた。
私が無意識に愛していたものが分かる。

そばにいるだけで良かった。
少し離れたところで、
働いている姿を見ているのが好きだった。
本当はずっとそれだけで良かった。

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